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理事長所信– Trust of the Director –

2025年度理事長所信

現在も世界を取りまく環境は日々変化し続けており、時代と共に地域社会も変革の時を迎えています。人びとは多くの不安を抱えながらも目の前にある課題から目を背けずに、常に前を向いて歩み続けなければいけません。我々は地域社会を牽引するリーダーとして、率先してまちの課題に取組み、人びとを繋ぐ架け橋となる運動を展開してまいります。一人では乗り越えることが困難な壁でも、皆で手を取り合い、乗り越えた先には、信頼関係が築かれて絆が育まれます。まち、ひと、組織が共に支え合い成長することで、絆で繋がる川越を創造してまいります。


「絆で繋がるひとづくり」

先行きが見えづらい時代だからこそ、誰かのために行動を起こせる人財が求められています。明確な目標を掲げ、自分ならできるという強い意志を持つことで、多くの人びとを導くリーダーとしての資質を高めてまいります。地域が抱える課題に真剣に向き合い、地域社会から必要とされるリーダーへと成長してまいります。次代を担う子どもたちには、 他者との繋がりや対面でのコミュニケーションの機会を多く創出することが必要です。子どもたちは、多くの人びととの繋がりを通して絆を育み、実体験を積み重ねることで、多様な価値観や柔軟な思考を持てるようになります。そうすることで、自身の将来像を明確に思い描き、目標に向かって歩み続ける人財へと成長することができます。


「絆で繋がるまちづくり」

まちの人びとが未来に希望を持ち続けるためには、そのまちの若者たちが広く地域活動に関わることが求められます。地域社会、行政、諸団体と連携を図り、そこに若者の柔軟な発想が加わることで、まちの魅力を今まで以上に引き出せるようになります。多くの人びとが、まちに関わりを持つことでまちに愛着を持ち、絆で繋がる地域社会の発展に取り組んでまいります。また、地域社会の一員である企業は、目先の利益のみに囚われるのではなく、時代の変化に柔軟に対応し、地域社会との共生を図ることで、互いの信頼関係を築き、企業の存在価値を高めてまいります。そうすることで、地域社会と絆で繋がる企業として発展してまいります。


「絆で繋がる組織づくり」

青年会議所活動の根幹は活発な委員会活動にあり、仲間と本音で議論し互いを認め合うことで強い絆が育まれ、個々のスキルが磨かれます。組織が今まで以上に発展していくためには、これまで築き上げてきた堅実な組織運営を行うと共に、時代の変化に柔軟な思考を兼ね備えた活動に取り組んでいくことも必要です。また、全国の仲間たちとの交流を通じて、新たな発想も取り入れてまいります。大きな課題である会員拡大は、メンバー一人ひとりが当事者意識を持って取り組む必要があり、我々の運動に賛同し志を同じくする仲間を多く募ってまいります。そのためにも、我々の運動を広く効果的に発信し、多くの人びとに存在価値を示してまいります。そうすることで、 (公社)川越青年会議所は、仲間を信頼し共に支え合う、強い絆で繋がる組織へと発展し続けてまいります。

「最後に」

半世紀以上の長きにわたり、多くの先輩諸兄姉から歴史と伝統が引き継がれてきた、(公社)川越青年会議所は六十五周年を迎えます。また、本年は関東地区協議会の会長を輩出するにあたり、(公社)川越青年会議所の存在を関東中に周知することで、メンバー一人ひとりの新たな成長に繋げてまいります。私は青年会議所に入会し、かけがえのない仲間や多くの経験を得ることができました。その感謝の気持ちを忘れずに、第六十五代理事長という大役に誠心誠意努めてまいります。


時の鐘マン・鐘美