2024年度公益社団法人川越青年会議所理事長
新年のご挨拶
| 相原 広明 | 2024年度ロゴ |
新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は、（公社）川越青年会議所の活動に対し、多大なるご支援ご協力を賜りましたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。
私は（公社）川越青年会議所第64代理事長を務めさせていただきます相原 広明と申します。2024年度もこれまでと変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
昨年を振り返ると、世界では依然続いているロシアのウクライナ侵攻に加えイスラエル・パレスチナ情勢が日々激化の様相を呈すなど、なおも緊迫感が強まっています。不安定な世界情勢により地政学的リスクは一層高まり世界経済も大きく揺れ動く中で、日本においては円安が進みインフレが加速しました。企業や政治においても不正や不祥事の発覚が相次ぎ、明るい先行きを見通しづらい日々が続きました。一方で、長い間社会に色濃い影を落とし続けていた新型コロナウイルスは 5類に移行し日常生活が徐々に戻りつつあります。私たちの住み暮らす川越もまた多くの事業やイベントが再開し活気を取り戻しながら次の100年に向けてまさに新たな一歩を踏み出した年となりました。社会が目まぐるしく変化し、生活環境や価値観が多様化する中で、私たちは今後も直面する様々な課題に対して広い視野を持ち、共に手を取り合いながら乗り越え続けなければなりません。
2024年度、（公社）川越青年会議所では「真心」をキーワードに掲げ、「真心がつむぐ 絆と未来」をスローガンにまちづくり運動を展開してまいります。「真心を育むひとづくり」「真心が繋ぐまちづくり」「真心を交わす組織づくり」を三つの柱とし、一人ひとりが誰かのために行動しその積み重ねが連鎖する、真心溢れる川越を創造してまいります。
「真心を育むひとづくり」では自らが与える影響の輪を拡げ、地域から必要とされるリーダーへと成長すると共に、子どもたちには仲間と支え合いながら心を通わせる経験をしていただき、互いに心を開き協力して挑戦できる人財へと成長していただきます。「真心が繋ぐまちづくり」では、川越の自然環境に着目し、行政、諸団体、多くの人びとと手を取り豊かな自然と共に生きるまちの姿を創造します。また、企業においては様々な個性やスキルを持つ人財が活躍できる仕組みづくりを推進し、多様な人財の力を集結し、新たな価値を生み出す機会を創出してまいります。「真心を交わす組織づくり」では（公社）川越青年会議所の価値を理解し確実な組織運営をすると共に、関係する多くの人びとと交流し、多角的で柔軟な発想力を身につけます。また、組織を持続的に発展させていくためメンバー一人ひとりが会員拡大の当事者意識を持ち、志を同じくする仲間を募ってまいります。まちの人びとや未来のメンバーに（公社）川越青年会議所の魅力を余すことなく伝え共感を得ることで、地域から必要とされる組織へと成長してまいります。
また、本年は日本JCじゃがいもクラブ全日本選手権大会を29年ぶりに（公社）川越青年会議所の主管にて開催いたします。全国から約160の青年会議所メンバー及びシニアが参加する格式高い大会をメンバーと共に成功に導いてまいります。また、埼玉ブロック協議会の会長輩出を始め、実に32名の出向者がそれぞれに力を尽くすことで出向にもコミットしてまいりたいと考えております。これらのことから2024年度は埼玉や日本から川越に大きな注目と期待が集まる年になります。メンバーが一丸となり貴重な出会いと体験をかけがえのない成長の機会とし、さらなる飛躍に繋げてまいります。
関係各位の皆さまには本年も引き続きご指導ご鞭撻を賜れますと幸いです。
結びに、皆さまの益々のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
2024年度理事長 相原 広明
